Classici giapponesi con furigana
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おれはにじゅうめんそうだ
おれは二十面相だ/妖星人R
江戸川 乱歩
Leggi おれは二十面相だ/妖星人R (おれはにじゅうめんそうだ) di 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) in giapponese con furigana. JLPT N3. Tocca una parola per il significato.
N3 · intermedio · kanji e kana moderni · 194.415 caratteri · 391 schermate
幸ちゃんがだまっているので、小林君が、わけを話しました。
「幸ちゃんは、うそつきの名人だそうですね。でも、こんどは、一晩、うちへ帰らなかったし、あんな高い木の上で泣いていたので、みんながほんとうだと思ったのです。だまされてしまったのです。ぼくは、井上君とノロちゃんが、白犬が空にのぼっていくのを見たときから、考えつづけていました。明智先生のやりかたをまねて、いっしょうけんめいに考えたのです。そして、巨人の腕の秘密を、といたのです。」
「なに、きみが、秘密をといたって?」
分署長さんは、信じられないというような顔つきで、小林君を見つめました。
「ええ、とけたつもりです。巨人のうわさは、みんな、つくり話です。わるものが、村の人たちをだましていたのです。
その秘密をとくのには、子どもの幸ちゃんをときふせて、はくじょうさせるのが、いちばん早道だと思いました。それでぼくは、きょう、お昼すぎに幸ちゃんをつかまえて、長い時間かかって、やっと、はくじょうさせることができたのです。
ぼくは、持っているだけのお金をみんなやるからといって、幸ちゃんにたのみました。もし幸ちゃんが、うそをいってるのだったら、別荘のおじさんに、何千万円という、損害をあたえるばかりでなく、警察や、鉄道や、村の人みんなに、どれほどめいわくをかけるかわからない