후리가나로 읽는 일본 고전
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せかいのいっかんとしてのにほん
世界の一環としての日本
戸坂 潤
戸坂 潤의 世界の一環としての日本(せかいのいっかんとしてのにほん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 215,338자 · 422화면
文学自身の内部側からいうと、少なくとも不安文学の提唱の頃から、文学主義というべき現象が目立ち始めたのだった。文学主義とは文学至上主義のことではない。寧ろ文学以外のものをさえ文学的性格に引き直して話しをつけようという、一つの論理上の態度を指すのである。
ここで特色のあったことは、文学的思想内容が科学的理論的な分析とは無関係に、方言的なカテゴリーによって探究出来る、という思い上りであった。この思い上りは文壇的・非文壇的・文芸理論や文芸評論ではいうまでもなく、文化的(?)な相貌をそなえた哲学やエッセイの内にも、横溢した。
この思い上りはしかし、一定の社会的な需要に基づいたものであったのである。社会文物の理論的分析とは独立した文学的思想の地方界を造ることは(文壇の墻によるとよらぬとに関係なく)、当時文学思想を支配社会に妥協させるためにはまず第一に必要なことであった訳で、ただこの際の文学主義はまだ一種の嬌羞をもっていたから、今日のような幇間性をば「大胆」に告白しなかったまでだ。
外部からいうと、社会思想における日本主義は、あまりの馬鹿馬鹿しさに、ついにインテリの好みを満足させることが出来なかったが、しかしファッショとか反動団体とかいう、文学インテリとはあまり関係のない世界でたといいわゆる日本主義の体系が恥をかいて