후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
ぶっきょうじんせいとくほん
仏教人生読本
岡本 かの子
岡本 かの子의 仏教人生読本(ぶっきょうじんせいとくほん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 124,886자 · 246화면
この場合には、水を排かせるなり、両岸を高く築き固めるなりして害を除きます。
またこれと反対に隅田川をいよいよ隅田川らしい好風景にしようと思って、沢山桜の出崎を拵えてみたり、川を浅くして菖蒲を植えて見たり、都鳥の飼場を設けたりして、水の流れは、ただ風致を助けるためとばかり気取って曲りくねらせるとする。それでは、折角の帝都の舟筏の便が妨げられるのであります。こういうときには、その弊害を矯めて舟筏の便の通ずるだけ河筋を通さねばなりません。これこそ平等と差別の使い分けであります。この場合、特に差別を愛し、平等を憎み、あるいは平等を愛し、差別を憎んでそうするのではありません。差別にも平等にも、自ずからそれ相当の価値と限度があって、病に対する対症療法のようなものです。物事、道に中って行われるようになれば、差別も平等も自ずと退いて淡々如々たる位置を守らしめるだけであります。もし一方に偏して、これを万病薬のように固執するならば、腫物が癒ってなお膏薬を貼っているようなものであります。そうかといって初めから薬を無視し、病を見送っているように自然の成行きのままに任せ最後はどちらかへ極端に走らせるのも愚かしいことです。