후리가나로 읽는 일본 고전
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ぶっきょうじんせいとくほん
仏教人生読本
岡本 かの子
岡本 かの子의 仏教人生読本(ぶっきょうじんせいとくほん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 124,886자 · 246화면
その理を以下五項に分って説明してあります。
(一)正中偏
平等方面を中心にして、差別方面を眺めた形であります。例えば一軒の家庭に在っては、主人が正月、家族一同に屠蘇の盃を与える場合であります。妻子、召使いめいめい差別はあるが、この場合には同じようにみな家族員として年賀を交し、盃を与えます。吾が子は身内だからとて、五杯、十杯も与え、書生さんは他人だからとて半杯ということはありません。
(二)偏中正
今度は差別方面から平等方面を眺めた形であります。例えば、主人夫妻が銀婚式をすることになりました。家族一同が心々の祝いものを贈る場合とします。もう学校を卒業して月給も取れている長男夫婦は銀の置時計ぐらい奮発しましょうし、女学校へ行っている娘は手芸を丹精して贈りましょうし、幼稚園へ通っている末の子は富士山の貼紙細工でもして贈りましょう。また書生さんは郷里から産物でも取り寄せて贈るかも知れません。これはおのおの身分資力に応じて差別があるところに、祝いの真心が表れるので、差別あるこそ主人夫妻には平等な祝意が家族一同より感じられるのであります。もしこれを平等にして家族いずれも銀時計としたならば主人夫妻はよほど妙な感じが致しましょう。