후리가나로 읽는 일본 고전
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こじきものがたり
古事記物語
鈴木 三重吉
鈴木 三重吉의 古事記物語(こじきものがたり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 96,723자 · 191화면
後に顕宗天皇と申しあげるのがすなわちこの天皇でいらっしゃいます。
天皇はそれといっしょに大和の近飛鳥宮へお移りになり、石木王という方のお子さまの難波王とおっしゃる方を、皇后にお迎えになりました。
天皇は、お父上の忍歯王のご遺骨をおさがし申そうとおぼしめして、いろいろ、ご苦心をなさいました。すると、近江から一人の卑しい老婆がのぼって来て、
「王のお骨をお埋め申したところは私がちゃんと存じております。おそれながら、王には、ゆりの根のようにお重なりになったお歯がおありになりました。そのお歯をご覧になりませば、王のお骨ということはすぐにお見分けがつきます」と申しあげました。天皇はさっそく近江の蚊屋野へおくだりになって、土地の人民におおせつけになって、老婆の指す場所をお掘らせになり、たしかにお父上のご遺骨をお見出しになりました。それで蚊屋野の東の山にみささぎを作ってお葬りになり、さきに、お父上たちに猟をおすすめ申しあげた、あの韓袋の子孫をお墓守りにご任命になりました。
天皇はそれからご還御の後、さきの老婆をおめしのぼせになりまして、
「そちは大事な場所をよく見届けておいてくれた」