후리가나로 읽는 일본 고전
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こじきものがたり
古事記物語
鈴木 三重吉
鈴木 三重吉의 古事記物語(こじきものがたり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 96,723자 · 191화면
赤い盾、黒い盾
一
それで、弟の命はお二人のおあにいさまをおいてお位におつきになり、大和の葛城宮にお移りになって、天下をお治めになりました。すなわち第二代、綏靖天皇さまでいらっしゃいます。
天皇はご短命で、おん年四十五でお隠れになりました。
赤い盾、黒い盾
一
綏靖天皇から御七代をへだてて、第十代目に崇神天皇がお位におつきになりました。
天皇にはお子さまが十二人おありになりました。その中で皇女、豊入媛が、はじめて伊勢の天照大神のお社に仕えて、そのお祭りをお司りになりました。また、皇子倭日子命がおなくなりになったときに、人がきといって、お墓のまわりへ人を生きながら埋めてお供をさせるならわしがはじまりました。
この天皇の御代には、はやり病がひどくはびこって、人民という人民はほとんど死に絶えそうになりました。
天皇は非常にお嘆きになって、どうしたらよいか、神のお告げをいただこうとおぼしめして、御身を潔めて、慎んでお寝床の上にすわっておいでになりました。そうするとその夜のお夢に、三輪の社の大物主神が現われていらしって、
「こんどのやく病はこのわしがはやらせたのである。これをすっかり亡ぼしたいと思うならば、大多根子というものにわしの社を祀らせよ」