후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
しんぺんちゅうしんぐら
新編忠臣蔵
吉川 英治
吉川 英治의 新編忠臣蔵(しんぺんちゅうしんぐら)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 337,181자 · 676화면
それに、内蔵助自身が、普請好きとみえ、木口の好み、仕事のやかましさ、職人共が弱っている程、がっしりと、土台から金をかけている』
『ふウむ……それほどに』
『若い手輩の――例えば不破数右衛門、武林唯七などの躍起組が――近頃、大石に対して疎遠になりだしたのは、あの普請場を見てからだ、他にも、大石の肚を、疑っている者が多い』
『その点だな、仲間割れの因は』
『時期のこともある』
『時期とは』
『すぐ、事を挙げようという組と、大石を取り巻いて、煮え切らないでいる仲間と』
『ウム、それもあるな、――しかし、いったい内蔵助自身の本心は、貴公の見込みで、何う思う』
『七分三分か』
『どっちへ』
『考えてみろ、内蔵助だって人間だ。世間やまわりの連中がなければ、七分は、死にたくない方へさ』
『いずれ又会おう。急用のできた場合は、毘沙門堂の例の額堂、あそこの北の柱へ、釘で目印をつけておく。書物は、その額堂の絵馬のどれかの裏へ隠しておくから、時々、柱の目印を見に来てくれ』
『心得た』
ふたりは夕闇の中で別れた。
月を越えるとすぐ、山科の家には、急に内蔵助の姿が見えなくなった。普請場へも、この五、六日顔を見せない。