일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

しんぺんちゅうしんぐら

新編忠臣蔵

吉川 英治

吉川 英治의 新編忠臣蔵(しんぺんちゅうしんぐら)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 337,181자 · 676화면

아오조라 문고

鶴を追う

『どのような人態でございましたか』

『鶴の餌を持って来たと云うた』

『では、お台所へ毎日見える蒲焼屋でございましょう。あれなら、仔細はございませぬ、御安堵なさいませ』

『そうか……』

肩を落して、左兵衛佐は、大きく息をついた。持っていた半弓を、

『多仲』

と、呼んで、近習の一人へ、手渡した。そして、

『多仲、これで、あの鍋鶴を射てしまえ』

と、池の向う側に屈みこんでいる三羽の鍋鶴を、顎で指した。

『え。鶴をですか』

『そうじゃよ』

『なんで鶴を射てしまえと御意なさるのですか。一応は大殿へもお伺いしてみなければ』

『父へは、わしから告げるからよい。今、自身で射殺してしまおうと思うていたところなのだ』

『今度、お引移りになる本所のお屋敷にも、かなり広い泉水があるそうですから、鶴も、それへ移せば仔細はございますまいが』

『この鍋鶴は、縁喜がようない。支那では、不吉な鳥というそうだが、ほんとに不吉だぞよ。どこの大名か、この厄介者を音物に担ぎこんで来たのが、今年の正月の十四日じゃった。それから、浅野内匠頭めが、父へ、殿中で斬りつけたのが、三月の十四日。――又、こん度、お屋敷替の沙汰が下ったのが九月十四日だったではないか』