일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

しんぺんちゅうしんぐら

新編忠臣蔵

吉川 英治

吉川 英治의 新編忠臣蔵(しんぺんちゅうしんぐら)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 337,181자 · 676화면

아오조라 문고

百忍一断

挾み箱に、それは、潜められて行った。

果して、殿中にのぼると、すべて大紋烏帽子でない大名はない。御用部屋へ這入って、内匠頭は、すぐ式服を着替えた。もし、大紋の用意をして来なかったら――と思うと、冷たい汗が滲み出る。

そこを起つと、上野介の顔が、ちらと、彼方に見えた。顔を見ると、骨髄に抑えているものが、むらっと、うごいて来る。

『あいや、吉良どの』

『ほう、遅い御出仕』

『お指図によれば、今日は長裃との仰せでござったが、諸侯、一名の洩れもなく、烏帽子大紋でござる故、それがしも、かように着替えました。悪しからず思召しくだされい』

『さようか。いや御念入は結構。此方も、歳のせいか、近来はとかく耳が遠い。それにな、物忘れや勘違いが多うて、閉口でござるよ』

これが人間の咽喉から出る声か。内匠頭は、冷蔑の眼を凝っと与えた。だが、感じないのである、上野介は、片眼をつぶりながら、顔の半分を口と共に歪める癖がある。上顎の入歯を気にするのだ。もぐもぐと、口の中で舌を動かしながら、大玄関の方へ、平然と歩いて行く。

百忍一断

勅使出迎えの刻限が迫った。

三卿とも、もうやがて登城に近い。