일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

しんぺんちゅうしんぐら

新編忠臣蔵

吉川 英治

吉川 英治의 新編忠臣蔵(しんぺんちゅうしんぐら)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 337,181자 · 676화면

아오조라 문고

そんな物音か! あれが。――おおっ、表門に、裏門に、凡ならぬ気配がする』

『えっ! ……』

恟っとして丈八は立ち竦んだ。一学は窓へ顔を寄せて、凝と耳を澄まし切っている。爛々と白い眼がそこに光る。

一瞬の間に、もう広い邸内には、雪の轟きと、掛矢のすさまじい音と、そして雪を蹴立てて駈けまわる跫音の中に、

(浅野浪人、吉良殿の御首級を頂戴に推参っ)

と、暴れさけぶ声、声、声。

『あっ! ……襲って来たっ』

丈八は、思わず手にしていた氷の柄杓を取り落して、

『清水、赤穂の浪人共だぞ』

『落着けっ、丈八』

一学はたしなめて、飲み残りの酒徳利の首をつかむと、何思ったか、暗い次の部屋へ入って、坐っていた。

矢風刃風

茶碗の酒を酌いで、仏壇の亡母へ最期を告げている一学であった。それを覗くと、木村丈八も、はっと、平常の自分に帰った。

(そうだ、おれにはおれの任務がある)

彼は、千坂兵部の腹心である。特に、兵部の旨をうけて、出ては赤穂表から上方にわたって隠密として働き、ここにいては、絶えず上野介と上杉家との連絡を取っていたのである。

『清水、おれは行くぞ』

『待て』

一学は亡母へ酌いだ酒を、ぐっと飲みほして、丈八へ向けた。