후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
ばいりせんせいぎょうじょうき
梅里先生行状記
吉川 英治
吉川 英治의 梅里先生行状記(ばいりせんせいぎょうじょうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 209,260자 · 418화면
五
それはともかく。
勘太もまた、いまの人間だし、百姓ということばをやはり侮蔑の意味にうけ取ったことはまちがいなく、重ね重ねの堪忍も、ついにやぶれて、
「百姓がどうしたと?」
いうやいな、あいてが自分を撲ったとおりに、あいての横顔をはたきつけた。
与えた打撃の度は、もちろん勘太の手のほうが強かった。さきの十倍もある力で返した。
五
撲り返したとたんに勘太は後悔していた。
そのときかれの頭にはまだ十分な反省があったのである。だからすぐ次には、逃げだそうとしたものを、
「やったな」
と、あいての男は、よろめいた身を翻して、勘太のうしろに組みついた。
ほとんど自覚なく勘太は身をすこし沈めてあいての者を肩ごしに投げつけていた。
もういちど、その男は、
「やりやがったな」
と、顔じゅうを、火にして起ちかけたところを、
「見損なうな」
と、勘太も一酬して、かれのわめく顔を、草履で踏んづけた。
「みんな、来てくれえっ。この野郎を、たたんでくれっ」
必死に、勘太の足にしがみつきながら、大声でたれかを呼びはじめたので、勘太も逃げようと努めたが、離せばこそである。
「ええい、面倒くせえ」