후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
しんしゅうこうけつじょう
神州纐纈城
国枝 史郎
国枝 史郎의 神州纐纈城(しんしゅうこうけつじょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 188,242자 · 380화면
と城主は呻くように云った。
そうしてひたむきに走って行った。
甲府の人よ、気を付けるがいい! 「神聖な病気」が入り込もうとしている。いそいで門を鎖ざさなければならない。いそいで窓を閉めなければならない。そうして一人も戸外へ出るな! 見ないがいい! さわらないがいい! 注意しろ! 人種を!
信玄の威力をもってしても、恐らくこればかりは防ぐことは出来まい。馬場、山県、真田、高坂、これらの人々の智謀をもってしても、こればかりはどうにも出来ないだろう。御親類衆、御譜代家老、先方衆、大将衆、御曹司様、奉行衆、どんなに勇気があったところで、悪病を防ぐことは出来ないだろう。
上杉、北条、今川、織田、これら敵方の勇士より、仮面の城主を恐れなければならない。
仮面の城主は走って行った。
浜、落合、小湊も過ぎた。笛吹川もついに越した。山城、下鍛冶屋、小瀬、下河原、住吉、小河原、畔まで来た。
と、遥かの前方に、甲府の城下の灯火が見えた。
「故郷!」
と城主は憧憬れるように云った。
「故郷!」
と彼はもう一度云った。
永禄二年春以降、大いに甲府に癘風起こる。ただ、風土記にはこう記されてある。