후리가나로 읽는 일본 고전
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ゆきぐにのはる
雪国の春
柳田 国男
柳田 国男의 雪国の春(ゆきぐにのはる)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 136,000자 · 266화면
清悦出現のこと
清悦出現のこと
私がことに話をしてみたいと思う『清悦物語』なども、疑いもなくこうした社会相の間から、すこぶる自然に発生したもののようである。清悦の物語は『南部叢書』の一冊として遠からず出版するそうだが、今日はまだ写本時代で、これはまた不思議なほど異本が多い。見た人は多かろうが印象は一様でないわけである。その異同をざっと考えてみるならば、いく分か奥浄瑠璃の「衣川合戦談」、すなわちいわゆる奥州本の『義経記』、及びそれから発達したかと思う『義経記』流布本、ないしは能や幸若の種々の物語との、互いの関係が窺れるだろうと思う。
現在ある『清悦物語』の写本は、ほとんど持主ごとにという程の相違はあるが、要するに至極簡単なもので、義経の家来のある一人の、生き残って長命したという者の直話である。元和二年といえば高館落城の時から四百三十年近くも後のことだが、小野太左衛門という柴田郡の武士が、平泉付近の山に遊んで、不思議な老人に行逢った。源平合戦の事を詳しく知ること、まるで見ていた人のようであった。いろいろと尋ねてみると、それが果して義経旧臣の一人であった。落城の際には常陸坊海尊とただ二人、随分よく働いたが誰も殺してくれないので、とうとう生き残ったと称していた。