일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ゆきぐにのはる

雪国の春

柳田 国男

柳田 国男의 雪国の春(ゆきぐにのはる)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 136,000자 · 266화면

아오조라 문고

海の路絶えたり

命名するところであり、したがって海から植民せられた土地と見てよいように思う。

海の路絶えたり

オガが海から見た陸地のことであったとしたら、その名を承け継いでいるからには、当初確かに海の人が、上陸して住んだことになるのであるが、その末々は今どうしているであろうか。

思うに幸いにしてその血は濃く流れているにしても、職業は必ずいくたびとなく変わっている。現在海で働いている人々の、多くは近世の移住であることは、尋ねてみればすぐに知れることで、男鹿の最初の開発は、むろんそれよりもはるかに古い話であった。

島がおいおいと主陸に繋がって来たように、人と土地との因縁も、常に内の方へばかり伸びて行く習いである。海の路は茫洋として早く忘れやすい。足跡を踏んで嗣いでくる者がなければ、故郷の懐かしさも孫の代までは伝わりえない。だからもし小さく団結してみずから守ることがむつかしいとすれば、内に向かって平原の統一に、加盟するの他はないわけである。初期の男鹿人はおそらくは寂しく、かつ忍耐深かったであろうと思う。

しかもそれは島国の古今を一貫して、避くべからざる生活の関門であった。