일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ゆきぐにのはる

雪国の春

柳田 国男

柳田 国男의 雪国の春(ゆきぐにのはる)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 136,000자 · 266화면

아오조라 문고

おとら狐と玄蕃丞

全体人が長命をすれば経験の多いのは知れたことだが、何でまたこういう仙女までが、ぜひとも源平の合戦を談じなければ止まなかったか。それから後のいろいろの大事件は棄てっぽかして、あのころばかりをそうは喋々するのであるか。つまりは世間の人たちも、比較的『平家物語』や『義経記』に親しかったためでもあろうが、若狭の八百比丘尼などもやはり源平の盛衰はまのあたりといい、義経弁慶の一行が修験者の姿をして、北国街道を下って行くのに、ちょうど行逢って覚えていると語ったそうだ。八百比丘尼の年から勘定すると、およそ五百三十いく歳の時のことだが、この事一つばかりを記憶して、その他の大事件に疎かったらしいのは、常陸坊海尊の場合よりも、さらに一段の不可思議であった。あるいはもと年を取っているから知っていたのではなくて、あまりよく知っているから長寿者でなければならぬと、人も自分も感ずるようになったのではあるまいか。

おとら狐と玄蕃丞

これと必ず何かの関係があろうかと思う話は、三河の長篠の古城址を中心として、あの付近一帯の田舎にはなはだ悪い狐がいる。その名をおとら狐と称し、またおとらと名乗ってもよい理由のあったことは、かつて『おとら狐の話』