후리가나로 읽는 일본 고전
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ゆきぐにのはる
雪国の春
柳田 国男
柳田 国男의 雪国の春(ゆきぐにのはる)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 136,000자 · 266화면
火の分裂
それにはこの器物の金属としての新しい趣味も加わって奥羽の各地のごとく夏の土用の炎天でも、客がくるとまず第一着に、センバを持ち出すのをもって款待の表示とするようになったものかと思う。
古風の客あしらいにはこの類の方式化が多かった。今日の実際では、客を家族の一員のごとく待遇することが、非常な好意のように喜ばれることになったが、家には家長の権力が強大である以上、以前はそんなことをするのを非礼と考えたに不思議はない。それゆえに主人はわが家と設備との一部分を区画して、それをまれなる旅人の臨時の領分に提供したのである。
こういう方面にも日本人の人情は変遷した。そうして形体だけの今なお残っていて、われわれをまごつかしめる例は多い。
火の分裂
いかなる種類の新しい文化でも、必ず一度は経過せねばならなかったごとく、コタツの普及にもやはり初期の制限はあったようである。十能の構造をどれほど改良してみたところで、炭焼の技術がこれに伴のうて進歩せぬかぎりは、コタツの恩沢はとうてい遠く及ぶことがむつかしかった。
オキと消炭との能力だけならば高の知れたものである。せいぜい茶の間の付近にいま一つの出張所を作るくらいのもので、出居・奥座敷・離れの四畳半という所まで、たびたび焚き落としのごときものを運んでいるわけにはいかぬ。