일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

せかいのいっかんとしてのにほん

世界の一環としての日本

戸坂 潤

戸坂 潤의 世界の一環としての日本(せかいのいっかんとしてのにほん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 215,338자 · 422화면

아오조라 문고

民衆が今日の林内閣をめぐる政情に不安を覚えるのは、つまり一種の認識の不足から来ると云ったが、右によってその認識の要求は、一応、充たされたように見える。では政情に対する不安は消滅したか、決してそうではない。一体、林内閣は国民に対して何を約束しているか、それを見ないと、実は認識は深まらないのである。

林内閣は極めて抽象的な政綱を発表した。その根本的精神は「祭政一致」主義にあるものと、少なくとも儀礼上は受け取る必要があるだろう。広田内閣の政綱では「自由主義排撃」が、声明された根本精神だった。それが「祭政一致」にまで前進した。この前進と、広田曖昧内閣から林金融資本内閣(?)への前進とは、平行しているから注目に値いするが、併しそれは論外としよう。それよりも大切なのは、広田内閣によって国防と国民生活の安定との一致として説かれた処は、林内閣では国防と生産力の一致というものですりかえられて了ったという点である。国民生活の安定、特にまた例の軍部パンフレットで有名な農山漁村対策、の問題は、遂に政綱として触れる処がなく、問題にされずに終っているのだ。

馬場財政は都市生活者に対する増税と、一般的大衆課税との反面に、とにかくにも、農村負担の軽減を計ったことは事実だ。