일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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せかいのいっかんとしてのにほん

世界の一環としての日本

戸坂 潤

戸坂 潤의 世界の一環としての日本(せかいのいっかんとしてのにほん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 215,338자 · 422화면

아오조라 문고

二

無産政党の単一化の方向も避けがたい大勢となろう。政治上の自由主義の気勢も多少はあるだろう。この抵抗力は民衆の文化的常識として行きわたるだろう。露骨な日本主義や連隊長的イデオロギーは片すみにおしやられる、とともに刺激的な形の左翼思想運動もまた勿論あまり行なわれないだろう。だがそれだけに、この理知的な見解が民衆の健全常識として普及するという関係には、拍車がかけられる。抵抗力はそれだけでは攻勢には出られない。併しそうだからといってこの抵抗力の増大や延長をさまたげるものは見出されないようである。

だがつまり、一九三七年の日本の社会は、これを表面から見る限り日本型ファシズムへの一途としか見えないだろう。以上が私の最も大づかみな観測だ。

二

一進一退はあるとしても、ジグザグの形をとるにしても、ここ数年来の日本の大勢が駸々として特有の型のファッショ化の過程にあることは、もはや誰しも疑わない。かつて一部には日本には本来の意味でのファシズムはないとか、日本にあるものはファシズムではなくて単なる封建的残存物の台頭でしかないとかいう強弁が行なわれたが、勿論之は現代の日本の民衆の鋭くなった本能から、信用されずに終ったのだ。