후리가나로 읽는 일본 고전
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こじきものがたり
古事記物語
鈴木 三重吉
鈴木 三重吉의 古事記物語(こじきものがたり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 96,723자 · 191화면
しかし皇子は、やはりそのまま一言もおものをおっしゃいませんでした。
天皇はそのために、いつもどんなにお心をおいためになっていたかしれませんでした。
そのうちに、ある晩、ふと夢の中で、
「私のお社を天皇のお宮のとおりにりっぱに作り直して下さるなら王は必ず口がきけるようにおなりになる」と、こういうお告げをお聞きになりました。
天皇は、どの神さまのお告げであろうかと急いで占いの役人に言いつけて占わせてごらんになりますと、それは出雲の大神のお告げで、皇子はその神のおたたりでおしにお生まれになったのだとわかりました。
それで天皇は、すぐに皇子を出雲へおまいりにお出しになることになさいました。
それにはだれをつけてやったらよかろうと、また占わせてごらんになりますと、曙立王という方が占いにおあたりになりました。
天皇は、その曙立王にお言いつけになって、なお念のために、うかがいのお祈りを立てさせてごらんになりました。
王はおおせによって、さぎの巣の池のそばへ行って、
「あの夢のお告げのとおり、出雲の大神を拝んでおしるしがあるならば、その証拠にこの池のさぎどもを死なせて見せてくださるように」