후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
しんぺんちゅうしんぐら
新編忠臣蔵
吉川 英治
吉川 英治의 新編忠臣蔵(しんぺんちゅうしんぐら)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 337,181자 · 676화면
この衝立は、そも、誰の指図で出しなされた』
孫太夫は、べたっと、板敷へ両手をついて、
『おそれながら、申し上げまする。その衝立は、図柄が、宜しくないとのお叱りでござりますか、或は、位置の事でも』
『そちは、何者じゃ』
『納戸頭、奥田孫太夫と申す不束者にござります』
『又聞きでは、間違いが多い。主人を呼びなさい。内匠頭どのは、何うなされた』
『只今、申し伝えて居りまする』
『やれやれ……』
と、伸びをするように、白い眼を、じろじろと上に向けて、
『天井の塵もよう払ってないわ。かような、不作法な玄関へ、勅使をお迎えしたかと思うと、身の縮むほど畏れ多い』
呟いている足もとへ、駈けつけた内匠頭が、手をつかえた。
『何ぞ、不行届きでもございましたなれば、家来の落度は、内匠頭の不注意、お叱り置き下さいましょう』
『あ。……内匠頭どのか』
『御検分、御苦労にぞんじます』
『お許は、勅使の接待役、上野介などへ世辞はいらんことじゃ。所で、この衝立は、何と心得て出された。晴の御大礼、長途の勅使を寿ぎまつる大玄関に、墨絵のものを置くとは何という量見じゃの。なぜ、明るい彩画を出しなさらぬ』
『あいや、おことばでは御座るが、御老中土屋殿の御内意もあって』