일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

しんぺんちゅうしんぐら

新編忠臣蔵

吉川 英治

吉川 英治의 新編忠臣蔵(しんぺんちゅうしんぐら)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 337,181자 · 676화면

아오조라 문고

何か、すばやく抜いたらしい。

『徳西さん』

仲居は、もう窓際へ行っていた。しっ……と誰か外で云った。内蔵助は、そっと、見てしまった。女竹の葉の中に忍んでいた辻咄の徳西の坊主頭を。

何を抜かれようとさしつかえない物しか、内蔵助は身につけていなかった。おかしいものを感じながら、その儘、何も知らぬ顔して、もう一度寝がえりを打った。

白い足は、忍びやかに、部屋の外へ、出て行った。――怖い! と内蔵助はつくづく思う。どうして遊蕩の世界だからといって、気がゆるせたものではない。

吉良、上杉の両家には、金と人手に不足がないのだ。金がものをいう廓などは、最も先方の働きよい場所である。

――そういう中に自分は居るのだ、いわば敵の真ッ只中に。

(あぶない)

白刃の衾に寝ている身だった。

しかし――

こうならなくても、武士の身は、何時でもがそれなのだ。五十年、六十年の生涯が、白刃の上なのだ。又白刃の下なのだ。

無事、無為に、赤穂の片田舎に、暮してしまえば、こういう緊り詰めた生涯の一瞬は、思えばなかった筈である。――何の不幸か幸か、事変以来の一年とわずか三月の間の人生は、人間を味わったことで百年、いや、千年生きたにもまさる味があった。