후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
しんぺんちゅうしんぐら
新編忠臣蔵
吉川 英治
吉川 英治의 新編忠臣蔵(しんぺんちゅうしんぐら)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 337,181자 · 676화면
――かりに、大石内蔵助良雄という人間にとっても、いまの制度の下に、生きている以上、その例外な人間ではあり得ない。ただ、自意識のうちで、畜生以下のものでないとしているだけである。
曾つて、内蔵助は、時の儒者、太宰春台の著書「三王外記」の評判をきいて、大阪の書肆からとりよせてみた。その一節に、こういう文字を見、ひとり現世の人間のために、燈下に痛涙を催したことがある。
――王(将軍綱吉のこと)先ニ太子(将軍の世子)ヲ喪ウテ、後宮マタ子ヲ産ムナシ。護持院ノ僧隆光、進言シテ云ウ。人ノ嗣ニ乏シキハ、生前ミナ、多ク殺生ノ報イナリ。王(将軍)マコト嗣ヲ得ント欲セバ、ナンゾ殺生ヲ禁ゼザル。
且ツ、王ハ、丙戌ノ年ヲモッテ生マル。戌ハ犬ニ属ス。最モ犬ヲ愛スルノ信ナカルベカラズト。王、コレヲ然リトス。
太后(生母桂昌院)マタ隆光ニ帰依甚ダ深シ。共ニコレヲ説イテ政令ヲ乞ウテ止マズ。王、スナワチ閣吏ニ命ジ、ココニ殺生ノ禁ヲ立テ、即日、天下ニ愛犬令ヲ下ス。
「三王外記」の記す、この生類御憐愍令が、法律として、発令されたのは、貞享四年の正月であった。以来、ことし元禄十四年にいたるまで――足かけ十五年間にわたって、今なお、人間は畜生以下に規定され、その間、お犬様令の違犯にかかって、死罪、遠島、追放の厄にかかった人間共の数は、河原の石ころ