후리가나로 읽는 일본 고전
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しんぺんちゅうしんぐら
新編忠臣蔵
吉川 英治
吉川 英治의 新編忠臣蔵(しんぺんちゅうしんぐら)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 337,181자 · 676화면
人間主張
金、虚名、貪慾、無節操、乱倫、阿諛、奸争、佞策、何でも、利にしたがって、嗅覚の漁りに奔り、ばかばかしい人間の理想などというものを、極端にまで、軽蔑し合った。
人間主張
だが、もちろん、以上のそれが、人間の全部ではない。
やはり、人間は人間であろうとして、依然、畜生以上を矜持している人間もある。当然、ふたいろの人種が、二潮流をここに作った。寒潮魚と、暖潮魚のように、それは一つ海に棲んでも、一つには交り得ないものだった。
たとえば。――と、内蔵助は、こんどの事件を、まったく、他人の事として思う。
浅野内匠頭と、吉良上野介との、違いなども、その不幸は、この時潮が、いつか招くべきものを、たまたま二人が、与えられた舞台と機会をもって、しかも曠の式日に、曠の扮装をもって、演じてしまった宿命にすぎない。内匠頭ならずとも、いつかは一度、誰かが、やらずには済まなかったであろう。
上野介が、主人への仕方や、彼の日常だの、彼の生活信条も、内蔵助には、よくわかる。決して、それは、世間外ずれな非常識というほどなものではない。むしろ彼の考え方には、彼と同意の味方がずいぶん多いであろう。