일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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しんぺんちゅうしんぐら

新編忠臣蔵

吉川 英治

吉川 英治의 新編忠臣蔵(しんぺんちゅうしんぐら)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 337,181자 · 676화면

아오조라 문고

世間の口はさまざまに云う。世間の眼はいろいろに視る。かたき打ちということばが、最も単的に、自分たちの将来を興味づけて見る合言葉にされている。が、内蔵助は、みずから自分をそれほど小さくはしていない。あの吉良という六十過ぎの老人――あの単純なる好々爺――それを打って、どれほどな事があろう。意義があるか。

すくなくも自分は、自分の生命にたいし、もっと大慾であると、内蔵助自身は嗤っていた。素朴なる人間の怨愛形式、古い、そしてその結果も、前例にいくつも見ている「かたきうち」などを以て、生涯の事業として大事な生命を終るほど、素朴正直ではないことを、彼自身は知っている。

――打てば、打たれ、裁けば、裁かれる。栄、枯。――また盛、衰。

この輪廻こそ、人間の、どうしようもない、宇宙原則である。春夏秋冬の正しい約束のように、人間個々にもそれがある。何で、それ以上に人間が、小サ刀をふりまわして、思い知らせる迄の必要があろう。

しかし、たとえ綱吉将軍のみじかい一代の間にしろ、人間が畜生以下に規定されて生きねばならぬ世代というものは、抹殺してみせる必要がある。人間にとり、人間末代までの恥辱である。