일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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しんぺんちゅうしんぐら

新編忠臣蔵

吉川 英治

吉川 英治의 新編忠臣蔵(しんぺんちゅうしんぐら)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 337,181자 · 676화면

아오조라 문고

曾我舞

曾我舞

浪人するといつの間にか、やはり浪人くさくなるものだと、堀部安兵衛は笑いながら、唯七に云った。

『そうさ――そう云われてみると、誰もが、やはり変ったな』

『拙者などは、殊にな』

『ならぬお人は山科の大夫だけじゃ』

『なりようがあるまい。武士のたましいが、まるごと失せては』

江戸表から京都へ上って来た安兵衛は、大高源吾の浪宅にわらじを脱いでいたが、いることは、今日び珍らしいぐらいであった。

大阪の天満に、原惣右衛門をたずね、不破数右衛門に会い、中村勘助をたずね、潮田又之丞をさがし、東奔西走、陽焦けと汗にまみれていた。

山科へは、ちょっと顔を出したきり、以後、同志との話にも、内蔵助のくの字も云わなかった。腹の底で、すでに安兵衛は見限りをつけているらしかった。内蔵助の乱行ぶりは、江戸の噂以上である。語るに足らない人間に、期待をもって、今日まで引きずられて来た愚かさを、思い出すのもいや、口に出すのは、猶お忌々しかった。

一挙即行。

安兵衛の決意には、まず、原、不破が、

『それよ』

と、ばかりすぐ応じた。

武林、中村、もとより異存がない。岡野九十郎も、これに結ぶ。