후리가나로 읽는 일본 고전
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しんぺんちゅうしんぐら
新編忠臣蔵
吉川 英治
吉川 英治의 新編忠臣蔵(しんぺんちゅうしんぐら)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 337,181자 · 676화면
と二人は、内蔵助の緻密な用意が、二重底か三重底か、迚も自分たちには測りきれない気がした。
その用務も終った日である。報告をかねて、源吾は一人で、四条の梅林庵へ内蔵助を訪ねた。
石を築き泉を掘って建築した彼の山科の別業は、円山会議のあってから間もなく、もう人手にわたしていた。家財のうち、お陸や幼児に必要な物は但馬に送り、後は町医の寺井玄渓の手を経て、あらかたは売り払ってしまった。
梅林庵の役僧は、源吾のすがたを見ると、
『ああ、生憎でござりまする大高様。内蔵助様は、玄渓様のお宅へぶらりとお出かけでござります』
『や、左様か。――では、寺井の宅へ寄ってみましょう』
すぐ廻ってみると、内蔵助は、寺井玄渓親子と奥の一室で、一酌交していた。
『ようござられた』
玄渓は、援兵を得たように、
『源吾殿からも、ぜひ一つ、大夫へお口添えを願いたい』
と云う。
お軽が家
訊いてみると、話はこうだ。
玄渓は、元禄十三年、浅野家があの凶変を招いた前の年に、禄三百石で赤穂のお抱え医になったのである。
奉公した日こそ浅いし……職分も医者でこそあるが、心は藩士たちと変らないつもりである。