일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

しんぺんちゅうしんぐら

新編忠臣蔵

吉川 英治

吉川 英治의 新編忠臣蔵(しんぺんちゅうしんぐら)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 337,181자 · 676화면

아오조라 문고

彼岸の人々

本堂へ上った浪人たちは、思い思いに寛ぎながら、畳の上に坐っている自分の体を、夢のように考えていた。

一同の人名と、聞書を取って、先刻、寺社奉行へ届けに出て行った長恩和尚は、やがて帰ってくると、どこかに、安心したような色を顔にたたえ、

『やあ、おかまいもせんで――』

と、くだけた様子を示しながら、本堂へ出て来た。

『禅家には、御承知のとおり葷酒山門に入るを許さず――という厳則がござりますが、各※(二の字点、1-2-22)方もおつかれの御様子故、ただ今、粗酒を一献いいつけておきました。……粥もやがて炊けましょう、どうぞ、ゆるゆる御休息くださるように』

内蔵助は、その挨拶を謝して、

『禁盃の寺内に於いて、御酒を頂戴いたしては如何と思いますが、せっかくの御芳志、又、この中には嫌いが少い事でもあれば、お志に甘えて、存分に喰べ申す』

『さあ、お気づかいなく』

大盃小盃、思い思いに手にして傾けるのだった。内蔵助の眼のふちも、いつになく紅くなった。

『土中の白骨どもが、思いがけない温情にあずかりました』

誰かが、そう云った。

(そうだ――自分たちはもう疾くに――土中の白骨であったのだ)