후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
わたらせがわ
渡良瀬川
大鹿 卓
大鹿 卓의 渡良瀬川(わたらせがわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 280,528자 · 557화면
「――私は昨年の一月の第九議会で、新聞の発行停止などという悪法に反対して演説したときにもいったことだが、新聞というものは社会の木鐸といわれてきた通り、国家の平時、有時を通じてその功たるや、まことに没すべからざるものがある。なるほど新聞といえども善い点ばかりでない、悪い面もある。ずいぶん乱暴な書き方をすることもある。だが、たとえばここに色を好むやつがある。大本営の下で芸者におぼれてお菊という女を受けだした馬鹿野郎があったとする。こんなやつでもその者に戦争の功があれば金鵄勲章である。その罪をもって功を滅すことはできぬ。対韓問題以来、日清戦争以来、新聞の功はどのくらいのものか。国の声を一致させ国の力を固めたのは新聞のお蔭である。遼東や威海衛や台湾などにみな新聞記者が参って、この諸君が戦に利益になることは報告したが、不利になることはなに一つしない。兵站部の罐詰をあけると腐敗していたり、煙草を買えば北海道で出る木の葉を刻んだものだったり、酒は一本一円五十銭もする、こういう兵站部の声は戦地にいた記者は誰一人知らぬものはなかった。それでも戦争中は害多くして益が少いからこれを発かずにいた。