일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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わたらせがわ

渡良瀬川

大鹿 卓

大鹿 卓의 渡良瀬川(わたらせがわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 280,528자 · 557화면

아오조라 문고

と切り込み、栃木県下の山林三千七百町歩を当時郡長をしておった安生順四郎に、草山という名義で不当の払下をした例を挙げて難詰した。正造が拍手の裡に降壇すると、苦い顔で腕組みしていた陸奥が痩躯を起した。

「ただ今、田中君の御質問のはじめに、同君より予て質問書を出している、何故に返答が遅いかという御催促でありました。その返答は何時でもするつもりで即ち今日も書類を持っている。今日もこの通り議長に返答いたしましょうと思いました。或は明日でも答弁いたします」

陸奥はあくまで冷静な態度で眼下の正造の席を見やり、改めて言葉を継いで山林払下について弁明を試みた。農商務省で管轄する山林は六万町歩もある中だから、安生某にどういう山林を払下げてどうであるか、帳面を繰って見なければ確ということはできない。原野と称するなかにも相が変って木のある原野もある。なお山林という中にも木のない山林があると同じであると、巧妙に受け流して降壇した。

二十五日もひきつづき農商務省第三款の議事であった。すなわち鉱山監督署費である。正造はこの日も登壇した。

「……草山というものは草の生えた山で、木のある山は山林というぐらいのことは、三歳の小児でも知らなければならぬ。