후리가나로 읽는 일본 고전
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わたらせがわ
渡良瀬川
大鹿 卓
大鹿 卓의 渡良瀬川(わたらせがわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 280,528자 · 557화면
その川を渡良瀬川という。この川はいずれへ流れるかというと栃木県と群馬県の間を流れて下は利根川に落ちるのでございます。この川の沿岸の人民は数百年と申してよいか数千年と申してよいか、祖先来ここに住居している。その人民はこの山が繁昌して来て、その流す害毒のために、その土地にいることができぬ場合に立ち到った。これを憲法上から申しますと、法律の定めによって納税の義務を負担する人民が、この納税もできなくなって来たのである。かような場合に於ては政府はこれを処分しなければならぬ。一日遅く処分すれば一日害を被ることが多い。この土地がすでに千六百余町歩で、なお害の及ぶべき土地が甚だ多いという有様で不毛同様になっている。麦を蒔いても豆を作ってもこれが少しも生えないのである。県庁やなにかで試験場をこしらえ、これがどういう試験をやるかというと、二尺か三尺掘って土を上げて上の土を下へ入れてやることが一つ、もう一つは薪をおいてその上へ土をおいて悉く木を焼き直してやること、また石灰を一反歩に百貫も入れることなど種々ですが、なにしろ一坪や二坪のところならばそれもよろしゅうございますが、広漠たる地面に対しては容易になし能わざることである。