일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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わたらせがわ

渡良瀬川

大鹿 卓

大鹿 卓의 渡良瀬川(わたらせがわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 280,528자 · 557화면

아오조라 문고

その据付の期限は来年の六月末の予定というにすぎない。しかし被害は日に日に拡がる一方である。またたとえ据付けたところで多年にわたって河底に沈澱した鉱毒は容易に消滅しないばかりか、年々歳々洪水のあるたびに害毒を加えるだろう。この際いくらでも示談金の取り得だというような軽薄さで眼前の小利に惑わされたら百年の悔いをのこす。示談とは、この渡良瀬川沿岸から鉱毒被害の声を抑えるための陰謀的手段である。老若男女だれにもよくわかるようにいい聞かせて、自分たち祖先伝来の土地を護らせねばならぬ。――正造は胸の裡の憤懣をおさえつつ諄々と説き聴かせて対策をあたえ、奮起を促した。さらにまた青年たちの方へむき直って言葉を改め、「無知な人たちはなにかというとすぐ天災々々といって、なんでも天災のせいにする。噴火とか暴風雨とか氷雪とかは、なるほど植物や生物を害す。しかし人間の心から見て、ただ害するように見えるだけのことで、例えば人間が麦の穂を採って喰うのは、これを麦を害すといえないことはないが、しかも害するように見えるだけで天地の公道を害するのではない。植物でも動物でもみな天命の下にあるのです。