후리가나로 읽는 일본 고전
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しんしゅうこうけつじょう
神州纐纈城
国枝 史郎
国枝 史郎의 神州纐纈城(しんしゅうこうけつじょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 188,242자 · 380화면
精粋ばかりで物を云った。ちょうどさまざまの騒音の中から一筋清涼たる笛の音が律呂正しく聞こえるようであった。で、黙って聞いていると、物悲しくさえ思われた。
「この人は常人ではなさそうだ」
庄三郎は聞いているうちに、尊敬の念に捉えられた。で、彼は恭しく訊いた。
「そして懺悔とおっしゃいますと?」
すると僧は説明した。
「懺悔とは自分の罪を認め、謝罪することでございます」
「誰に謝るのでございます」
「例えば自分より大きなものへ」
「それは誰なのでございます?」
「例えば自分より小さい物へ」
「それは誰なのでございます?」
「便宜上ここでは役ノ優婆塞へ、懺悔することになっております」
「そうして懺悔しましたなら、罪が清まるのでございますか?」
「そうです、ともかくも、多少なりと……」
それから僧は話し出した。
人間がこの世に活きている限りは、意識的なり無意識的なり、必然に罪を犯さなければならない。これは避け難いことである。ただし懺悔をすることによって意識的の罪だけは免がれる。これだけでも幸いである。では死んだらどうだろう? 死は決して消滅ではない。それは一時「小なる生命」が「大なる生命」