후리가나로 읽는 일본 고전
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めいしんとしゅうきょう
迷信と宗教
井上 円了
井上 円了의 迷信と宗教(めいしんとしゅうきょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 151,147자 · 298화면
第三三段 全国共通の迷信 七(方位)
すでに鬼がない以上は、その方角を犯しても、なにものが祟るであろうか。かかる迷信が今日なお盛んなるは、文明の体面を汚すと申さねばならぬ。
東西の方角が鬼門に当たっているから、もしこれを犯して災害があるならば、日本ほどに鬼門を犯している国はない。むかし、神武天皇の当時は日向より東北に向かって発展し、明治時代になっても北海道から千島へ向け、または樺太へ向け発展しているのは、みな鬼門を破っているわけである。かかる鬼門破りの国が誠にめでたく、ますます天祐を得て隆盛に向かうのは、鬼門を破っても災害がないということを証明しているではないか。鬼門の妄説は、大抵これにて分かるであろう。
第三三段 全国共通の迷信 七(方位)
鬼門のほかに方位の迷信はたくさんある。その一つは金神であろう。金神とは、日本より南の方、海上三万里を離れて鬼の国がある、その国の王様のことである。これまたシナの俗説を伝えたもので、今日これを信ずれば、もとより迷信といわねばならぬ。なぜなれば、南方の極点まで探ってみても、鬼の国がないことがすでに証拠だてられている。
古来、シナの五行説にもとづき、十干、十二支を方位、月日に配当することになり、人と年とによって、方位の吉凶を占う法が幾とおりもある。