후리가나로 읽는 일본 고전
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ゆきぐにのはる
雪国の春
柳田 国男
柳田 国男의 雪国の春(ゆきぐにのはる)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 136,000자 · 266화면
おがさべり――男鹿風景談――
山水宿縁
重い荷物を手車で運ぶ人たちは、裸で一枚の犬の皮を背にあてて働いている。それだのに目と鼻の間の十三の浦では、今にあのような寒そうな暮らし方をしているというのは、あるいはとくの昔の春の季節を費やしつくしたのではなかろうかと、考えてみたことであった。
(大正七年五月「同人」)
おがさべり――男鹿風景談――
山水宿縁
この間信州へ行くつもりで、中央線の二等車に一人おさまっていると、飄然として枢密院の内田伯が入ってこられた。いわゆる微行で富士の五湖巡りをするのだという話である。
内田さんは今でも旅行が一番好きだそうなが、永らく外国にばかり暮らしていたので、まだいっこうに日本の山水には親しんでいない。小仏を昼間越えるのはこれが始めてだと言ったり、馬入川を見て何という川かなどと尋ねられる。
そこで私のよくない癖が始まって、しきりに近ごろあるいてみた方々の新地名をならべて、風景鑑賞の意見を押売りしようとすると、これはまた意外な話、うん男鹿かね。男鹿なら僕も行ったことがあるよと言う。
しかし幸いなことに、それは今から四十三年ほど前のことであった。当節は汽車ができたということだが、終点は何という町かなどと、船川の人が聞いたらすこぶる心細がりそうなことばかり言っている。