일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ゆきぐにのはる

雪国の春

柳田 国男

柳田 国男의 雪国の春(ゆきぐにのはる)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 136,000자 · 266화면

아오조라 문고

半島の一世紀

ゆえに自分はまず秋田人に向かって、この遠来の詞客の「男鹿紀行」五篇を、一つには男鹿の山水の供養のために、刊行することを勧めたいのである。

真澄翁は最後に秋田の地に入って落付くより十五、六年も前に、たぶんは寒風山の麓を過ぎて、椿・岩館から津軽の木蓮子に、海伝いに入っている。それからも久しい間岩木山周囲の村里を吟行した。ゆえにしばしば西津軽の浦人の男鹿の霊山を説くのを聞いたのみならず、自身もまたおりおりは海波を隔てて、遠く朝夕の峰の色を眺めていたことと思われる。

すなわち山本郡の海近く、また八郎湖の岸の村にいたころ、わずかな歳月の間に三たびまで杖を半島の地に曳いて、つぶさに四時の変化を記述した因縁であったろう。これが尋常の遊歴文士の勉強した風流でなかったことはもとよりである。現に彼が世を去ってから百年になるけれども、いかなる郷土愛もいまだ寸分の詠歎をもって、彼が述作以上に加うることを得なかったのである。

けだし旅行は伎芸であると同時に、また一種の修養であり研究であった。伴を誘い酒を載せて、揺蕩してようやく到るという類の遊覧者に、帰って人に伝うべき何物もないのは当然と言ってよろしい。