일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ゆきぐにのはる

雪国の春

柳田 国男

柳田 国男의 雪国の春(ゆきぐにのはる)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 136,000자 · 266화면

아오조라 문고

それを宮城県の北部ではサセドリ、南の部分ではカセドリともいうようである。

津軽でカバカバというのも同じ式ではあるが、これも今は主として小児の事業になっている。福島から会津にかけてはチャセンゴといっている。関東平野の一部ではタビタビ、中国の多くの県ではホトホトまたはコトコト、これは戸をたたく音を意味している。戸はたたかずに今では口でそういうのみである。瀬戸内海の西部から土佐にかけてはこれをカユヅリと称し、九州に入ると再びまたトビトビもしくはタメタメというそうだ。トビもタビもともに「給え」すなわち下さいということを意味する。もとは交易の申込みであったろうが、もうこの方面では単なる物もらいに近く、したがって小児ばかりがこれに参与するゆえに小学校ではやかましくこれを制止する。

ところが海を越えてはるか南の、八重山群島の村々においては、また北の果の男鹿半島と同じように、いたって謹厳なる信仰をもって、これを迎えて一年の祝い言を聞こうとする習いがある。このことはかつて『海南小記』の中に少しばかり述べておいたが、それは変化のいろいろの階段が地方的に異なるというのみで、本来一つの根源に出ずることは、比較をした人ならば疑うことができぬ。