일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ゆきぐにのはる

雪国の春

柳田 国男

柳田 国男의 雪国の春(ゆきぐにのはる)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 136,000자 · 266화면

아오조라 문고

しかも風景の起原はどこの国でも宗教がこれを誘うている。ことには葛の根を煎じたものを、カッコントウといえばありがたがるような日本では、漢字で名の付いていることは、俗衆への威圧であった。つまり囚われているのである。脱しなければならない。

人はみずから奇を好み珍を愛すと称しつつ、多勢が行くなら私も行きたいというのは、笑うに余りある自家撞着である。そんな風だから山水が流行の奴となり、世間が騒いでくれぬと悲しくなるのである。率直に言うと、男鹿の外海ほどの巌ならば方々にある。伊豆の石廊でも土佐の立串でも、その他全然無名なる中国の海岸でも、まだあの上に青々たる千年の佳松を載せて、今なお一首のへぼ歌をも拝領していないものがいくらもある。つまり日本はそんな国なのだ。大きいものをできるだけ小さく見て、外を知らずにひとりでそれを自慢しようという国なのだ。

新たに世に認められんとする風景はそんな物であってはならぬ。海が荒れるから今日は引返そうというような不自由極まる鑑賞方法に、この壮大な天然を放擲して置いてはいけない。できるだけいろいろの変化が見られるようにする必要がある。