후리가나로 읽는 일본 고전
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ゆきぐにのはる
雪国の春
柳田 国男
柳田 国男의 雪国の春(ゆきぐにのはる)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 136,000자 · 266화면
東北文学の研究
一、『義経記』成長の時代
発端
案内記と名の付くものはたまたまあっても、それは単なる飲食店の広告に過ぎぬ。前にきて見た旅人の経験と興味とが、精確また平均には説明せられていない。季節のことも書いてなければ、順路も路々の記念物も閑却せられ、いたずらに最上級の讃辞をつらねて、浜に転がった岩ばかりを説いている。一日も早くそんな物の代わりを作って、しきりに知りたがっている人々に語ろうとしなければならぬ。
それよりもなお大切なる急務は、将来いかなる種類の訪問者を、主として期待するがよいかを考えておくことである。感覚の稀薄ななまけ者ばかりを、何千何万とおびき寄せてみたところが、男鹿の風景はとうてい日本一にはなれまい。
(昭和二年六月「東京朝日新聞 秋田版」)
東北文学の研究
一、『義経記』成長の時代
発端
あらゆるわれわれの苑の花が、土に根ざして咲き栄えるように、一国の文学にも正しく数千年の成長はあったが、文字というものから文学を引き離して見ることのできぬ者には、その進化の路を考えることが自由でなかった。ことに見もせぬ西洋のきれぎれの作品を、人が辛苦して歓賞せんとするごとく、都市の塵煙の中から出現したものでなければ、文学として愛しかつあこがれるに足らぬと考えてでもいるらしい地方の諸君には、今はほとんど目隠しと同様なる拘束があるのである。