후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
ゆきぐにのはる
雪国の春
柳田 国男
柳田 国男의 雪国の春(ゆきぐにのはる)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 136,000자 · 266화면
これを書くことに助力した人は、また読む方にも参与し、琵琶抜きにいわゆる素読みをしたい希望が早く現われた。われわれの読むということは語る方の真似であった。音読をしない場合は見るといって読むとは言わなかった。こうしてだんだんい最初の目的以外の、写本というものが生じたのである。
これらのいくつかの事情が伴なわなかったら、『平家』にも異本はなかったはずである。自分が最近に実験したのは信州には、『諏訪大明神御本地』と称して、地方限りの語り物がある。甲賀三郎大蛇の形に化して地下の諸国を巡り、後に地上に戻って来て諏訪の大明神となるというとんでもない話である。近々に章句を版にして置きたいと思っている。諸所を尋ねて十種に近い写本を見たが、いずれも百年そこそこより古いものはなかった。しかも意外なことには南北朝の末、延文年間に書いたことの確かな、安居院の『神道集』というおかしな漢文に、同じ筋の話がちゃんと出ているので、つまり農民の隠居などにも仮名文字が書けるようになるまで、三百年近くも本なしでもとの形を保存することが、昔の人にはできたのであった。それがまた『古事記』が精彩ある神代の記録を、世に留めた理由でもあるので、現にアイヌの中の稗田阿礼などは、今だって文字を利用しようという念はないのである。