일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ゆきぐにのはる

雪国の春

柳田 国男

柳田 国男의 雪国の春(ゆきぐにのはる)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 136,000자 · 266화면

아오조라 문고

鳥の極楽

鳥の極楽

島であるためか、あるいは島の片蔭であるためか、佐渡の海府にはまだいくつもの古い風景が残っている。海に迫った山の端の断崖には、六月潮の緑を背景として、薄桃色のシャクナゲが咲いている。阪を越える村人らはその艶麗なるかがやきに堪えず、思わず一枝を折って、手に持ってやがてまた棄てていく。船からこの花を見ていくような山は、もう日本には他になかろうかと思う。

それから島の西岸を南へ進んでくると、少しずつ水際に平地ができて、やがては五戸、三戸の近世の移住者が、絶壁を背にして家を構えている。海の生産は一年の活計に足らぬので、いずれも崖路を登って高地の田を作るのである。紀州の熊野なども同じように、沖から望めば一帯の沿海段丘であるが、佐渡での特色は屏風のごとき山の端に、喬木の深く茂っていることである。山の田に灌漑した水の末がにごった滝となってこの間から海に落ち、無数の鳥類が傍に憩い遊んでいる。波濤の音に競うて声は最も高く、まったく人間の危害から遠ざかっているゆえに、その動作がいたって自在である。北の大陸から毎年渡ってくるものの、この島を中宿とするのは蒼古以来の習わしであったろう。