후리가나로 읽는 일본 고전
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くろふねぜんご
黒船前後・志士と経済他十六篇
服部 之総
服部 之総의 黒船前後・志士と経済他十六篇(くろふねぜんご)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 121,901자 · 247화면
水戸の尊王攘夷が雄藩の尊王攘夷となるのは、慶喜擁立ブロックが独自化して雄藩ブロックとなったためである。この転化を助けた契機に協調政治家阿部伊勢守の死による対立候補紀州慶福擁立派井伊大老の首相就任があり、基底に横たわるものにたんに、幕政参与権上の雄藩の不満だけでなくもっと根底的な幕府統制組織内の矛盾――深く当時の経済に根ざした幕府および諸藩の財政的矛盾があった。
それはともかく、井伊内閣による通商条約締結とともに朝廷の攘夷はもはや祈願たることをやめて、まず前出の示命(安政五年正月)となり、ついで条約不許可勅令(三月)、さらに八月八日の水藩以下への「密勅」となった。すでに密勅そのものの範囲が水戸継嗣ブロック以上に出て雄藩おしなべて十三藩にわたり、その内容もたんなる「攘夷」だけでなく「内憂」に言及され、内政改革の手段として「群議評定」「公武合体」が強調されている。これにたいする安政の大獄、翌年大獄始末を終えたか終えぬに桜田門の変、やがて水戸斉昭その人も死んで、雄藩ブロックは充分に独自化した。
文久二年六月島津三郎の兵力に護られた勅使一行は、安政詔勅の実行として左の三条中一条を奉承すべき勅命を伝えた。