일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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くろふねぜんご

黒船前後・志士と経済他十六篇

服部 之総

服部 之総의 黒船前後・志士と経済他十六篇(くろふねぜんご)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 121,901자 · 247화면

아오조라 문고

三

と記している。

結局雲浜のほうが、松陰よりは、当年の政治家としてはるか上にいたこととなろう。両人の死後、万延、文久の行動期を迎えて、松門遺弟は全力を挙げ活躍するが――『リセランド窮理書』を資金五両に替えて不如意を嘆じた玄瑞などもやがて脱藩の要もなく藩論を握り、祇園町に美声と智謀を謳われる身分となるのは、一面前出宍戸九郎兵衛、周布政之助、桂小五郎といった一連の近代的政策力をもつ建設派新官僚の支持によるが、他面――むしろ決定的に――全国「草莽義徒」の組織された圧力を代表することができたからである。ところで、すでに見たごとく雲浜こそ、圧力の最も根底的な組織者だった。雲浜の時代はまだ「討幕」を、現前の綱領としては出さなかったのに、彼が組織したこの圧力はすぐさまそれをあえてするまで、矗々として生長した。

三

戊午大獄の大弾圧も、雲浜が組織した社会的勢力の礎石部分には、手も触れなかった。後年の「大」西郷が心萎えて月照を抱いて入水するほど、しかく絶望的な大反動期だったが、この入水に立会った朗らかな志士平野国臣は、月照遺品を携えて京都に潜行するや、とたんに、この基礎的組織網の一端をたぐって、するすると安全な地下殿堂にもぐりこんだ。