일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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くろふねぜんご

黒船前後・志士と経済他十六篇

服部 之総

服部 之総의 黒船前後・志士と経済他十六篇(くろふねぜんご)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 121,901자 · 247화면

아오조라 문고

四 近藤勇

調子の大活躍は、芹沢一派の人をくった乱暴沙汰を除いては、なに一つまだ見られない。

九月十六日、新撰組は肥後守の内命によって芹沢一派の清掃を決行し、近藤勇の峻厳な統制の下に改組された。この日から松平肥後守は、新撰組において、はじめて腹の底から信頼できる自己の手足を見出したのである。

四 近藤勇

前年の冬、江戸で「浪士組」に馳せ参じた、清河のいわゆる「非常の士」二百数十名の中で、近藤勇を盟主とする試衛館派数名は、何ほどの注意にも値しないものに見えた。勇は単なる平隊士、芹沢鴨は本部付幹部、上洛の宿々では芹沢のため宿舎割の苦労もなめた。

勇にはそれまで国事に奔走した経歴もない。どこそこの藩士でも脱藩者でもない。牛込柳町天然理心流道場試衛館の若主人といったところで、道場試合は巧者でもなく、名が売れていたわけでもない。勇の身上はただその気性と胆にあったと、稗史はすべて説きあかすが、気性の胆なら「非常の士」二百五十名、みんな一かどの者ばかりだった。

ただ勇の試衛館は、たとえば斎藤弥九郎の練兵館、桃井春蔵の士学館――この二人とも、文久二年十二月、清河建白書の趣旨通り、与力格をもって幕府に召抱えられた――同様に、しかし月とすっぽんほどの段違いの格で、江戸市中に門戸を張る武術道場の一つではあったが、斎藤、桃井らの道場とちがっ