후리가나로 읽는 일본 고전
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くろふねぜんご
黒船前後・志士と経済他十六篇
服部 之総
服部 之総의 黒船前後・志士と経済他十六篇(くろふねぜんご)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 121,901자 · 247화면
二 慶応義塾
には「明治元年晩冬」の序文が付せられている。というふうで、着想自在、度胸もふんべつも満点のジャーナリストであった。
ちなみにこの種軍事物は、十七巻の全集中、この内乱期を除いてはただ一部安政四年緒方塾でへんな動機で脱稿して『全集』ではじめて活字になった「築城書百爾之記」全六冊があるだけだ。
二 慶応義塾
サラリーマンたりジャーナリストたる(しかも自分でその点を冷静に自覚し自嘲してさえいたと思われる)それまでの福沢のいっさいの抑圧された情熱が、慶応義塾に向って、一気にひたむきに放出されたのである。「抑圧された情熱」は彼が豊前中津藩大阪屋敷勤務下級藩吏の二男に生れた時以来、そして百五十俵の旗本格「翻訳職人」の辞表を書く日まで、久しいものである。その間、「門閥は親の敵でござる」と心に叫びはしてもついぞ陽に「門閥」と闘ったことのない、固く抑制され、韜晦された魂であった。これを関東織物業中心地帯の資本家兼地主たり、かつかかるものをその多彩な「志士」活動の社会的地盤とした渋沢栄一の戊辰前史と比べてみれば、思い半ばにすぎるものがあろう。渋沢は中途で「転向」したが、転向前はあくまで攘夷討幕に、転向後はあくまで佐幕開国に、一身を殉ぜんとした不拘束の前史をもっている。