일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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くろふねぜんご

黒船前後・志士と経済他十六篇

服部 之総

服部 之総의 黒船前後・志士と経済他十六篇(くろふねぜんご)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 121,901자 · 247화면

아오조라 문고

四

全国のあらゆる藩内に尊攘派と佐幕派が、改良主義的尊攘派と徹底的尊攘派が時局紛糾につれてそれだけ鋭く対立した。支配的大領主たる幕府と被支配領主たる諸藩とが対立したように、藩内上層と下層藩士とが対立の両極となった。

ところで、開港数年の貿易は藩士生活難を激化したばかりでなく、経済の国民的統一の必然性をも激化した。藩士に奉戴された尊王攘夷のスローガンはそれ自体のうちに最大の矛盾を孕まざるをえない。経済における国民的統一の政治的要望として「尊王」に新時代的意義が体化される一方には、藩士の階級的本質に根ざした「攘夷」は、経済に関するかぎりいよいよ反動的な性格を帯びるものとなるからだ。

それはともかく藩士尊攘派にとっては、時局を藩士のラディカリティの極限からさらに進める場合にのみ、藩論掌握の機会と彼ら自身の進路が見出された。改良主義的大藩主の活動が極限に達した文久二年が、同時にまた討幕スローガンとしての尊王攘夷を明確にする年であった。

四

文久二年八月以後の討幕派としての長藩登場――寺田屋犠牲者の恩典処分、将軍上洛等の勅書を奉じた長州侯の東下――をもって、はるばる関ヶ原旧怨に帰する論者は、五カ月前の同じ江戸城で同じ長州侯が当時の改良主義政策中の、極限をなした永井雅楽の尊王開国策をもって公武周旋を公式に依頼されている図