후리가나로 읽는 일본 고전
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くろふねぜんご
黒船前後・志士と経済他十六篇
服部 之総
服部 之総의 黒船前後・志士と経済他十六篇(くろふねぜんご)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 121,901자 · 247화면
三 「福沢諭吉」
彼の目には幕府以上の「非文明」の権化にすぎない官軍参謀村田蔵六が、湯島の岡から上野の森に大砲をぶっ放しつつある時、有名な「出島」演説が塾で聞かれた。「昔し昔しナポレオンの乱にオランダ国の運命は断絶して本国は申するに及ばずインド地方まで悉く取られてしまって国旗を挙げる場所がなくなった所が世界中纔かに一箇処を残したソレは即ち日本長崎の出島である。シテ見るとこの慶応義塾は日本の洋学のためにはオランダの出島と同様、世の中に如何なる騒動があっても変乱があってもいまだ曾て洋学の命脈を断やしたことはないぞよ、この塾のあらん限り大日本は世界の文明国である世間に頓着するな」(『自伝』)。
いまは韜晦のためでなく主張のための、抑圧された魂でなく不拘束の魂の吐く――政治的無関心! 情熱やよし、結局はしかし、中世と現代を逆に組立てた場合のドン・キホーテの情熱にすぎなかった。彼にはまだ、この精神的昂揚の最高の瞬間においても、背後には何一つ現実的な勢力は見出されてなかった。
三 「福沢諭吉」
今日その生誕百年祭が祝われている「福沢諭吉」は、明治四年以後の福沢諭吉である。あの、りん然として調子の高い『学問のすゝめ』