후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
くろふねぜんご
黒船前後・志士と経済他十六篇
服部 之総
服部 之総의 黒船前後・志士と経済他十六篇(くろふねぜんご)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 121,901자 · 247화면
むしろ彼は薩藩当局が藩内諸物産の販路を、広く下関を中心として拡張するというのを知ってこれを結ぶつもりで、種々画策していた。かねて筑前亡命中の薩藩士北条右門一派と知合ったのもそのあたりからで、西郷・月照一行が亡命の途次白石家へ潜んで以来ようやく全国志士の間に知られた。当主正一郎、弟廉作、相助けて家業に従い、文事を解し志操気概に富んだ点は、既記三宅定太郎、下辻又七、山口薫次郎その他当年の、志士派産商業家一般に通ずる性格である。西郷とは入水亡命の一年前、北条右門の紹介で初めて対面したが、西郷はそのとき手紙を薩藩政庁に勤めている妹婿へ送って白石希望の新貿易案の助成方を頼んでいる。右門によって志士生活に入り、月照入水に立会って一躍名を成した平野国臣も、このあたりの事情に通じ白石一家とは信交の間柄である。安政四年正月、長州貿易交渉を終えた足で筑前に右門一派を訪うた時の雲浜の動静が、もっとわかっていると面白いのだが。
それはともかく、国臣が立てたプランは、備中の三宅定太郎とこの白石を結びつけて、雲浜遺策をさらに九州まで拡大することで、それまでに白石の方では、すでに薩長貿易は緒についていたから、(薩摩からは藍玉煙草類を、長州からは米、大豆、綿、昆布類を輸出した)国臣自らまず白石を訪い、その足で筑前の北条一派と相談し、帰途