후리가나로 읽는 일본 고전
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くろふねぜんご
黒船前後・志士と経済他十六篇
服部 之総
服部 之総의 黒船前後・志士と経済他十六篇(くろふねぜんご)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 121,901자 · 247화면
四
『偉人伝』には往々この類のでたらめが多い。
四
話がそれたが、薩藩に「イングランド」を売付けた英人リンゼイの著書『一八一六から一八七四に至る商船史』には、合衆国の太平洋郵船会社の定期汽船がはじめて北太平洋を横断すべく、金門湾を解纜したのは一八六七年一月だったと記している。船名は不明。(前文「汽船が太平洋を横断するまで」のなかで挙げた初度日米連絡就航船隊としての「チャイナ、ジャパン、アメリカ」などの船名は、リンゼイのこの書によったものである)。
これがスタンレイ・ロージャースの近刊『太平洋』によると、一八六七年で、船は「コロラド」である。パスク・スミス氏の著書『日本における西夷』では一八六五年として書中当時の右会社就航船として挙げられた「コスタリカ、ニューヨーク、オレゴニアン」以下のなかに「コロラド」なる船名は見当らない。
一体どれが正しいのか、――もとより船名は、維新当時の人名と同じように、勝手に変えることができるし、事実また変えられもしたであろうが――と、長い間へんに気にかかっていたのである。ところがこれも最近『福翁自伝』を読んで偶然はっきりすることができた。