일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

せかいのいっかんとしてのにほん

世界の一環としての日本

戸坂 潤

戸坂 潤의 世界の一環としての日本(せかいのいっかんとしてのにほん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 215,338자 · 422화면

아오조라 문고

科学がそうしたジャンルに陥らないためにも、却って科学を始めから世俗的な「大衆」のものと考えておかなくてはならないのである。

哲学や科学が一つのジャンルになってしまうということは、哲学や科学が一つの文学に、というのは一つの美文(ベルレートル)に、必要以上に近づくということと一致する。事実文学には文学様式としてのジャンルがあるのであって、このジャンルが意味を有つか持たないかが、恐らく文学と科学乃至哲学とを区別する標準の一つに数えられるかも知れない。

だがそういっても、日本では文学の方はその世俗性・大衆性・が科学や哲学などよりも遙かに進歩しているのであって、すでにプロレタリア文学という本当の意味における世俗大衆的文学が、或る意味での貴族・僧侶・文学に対抗して、ハッキリとした実際上の出発を遂げている。之に較べれば、哲学や科学の方はまだまだ世俗的・大衆的・な形を取り得ないでいるのである。一頃一寸流行した純文芸復興(実は広義における文士の就職運動)の神聖文芸に劣らず、現今の日本で案外神聖哲学や神聖科学が幅を利かしているということは、文化の繁栄と考えていいのか文化の衰亡又は幼稚さと考えていいのか、私には判らない。