후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
ぶっきょうじんせいとくほん
仏教人生読本
岡本 かの子
岡本 かの子의 仏教人生読本(ぶっきょうじんせいとくほん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 124,886자 · 246화면
そしてその作法というものは、身を慎しみ心を磨く修業である。人生のあらゆる態度を、この作法の中に切り縮めて研究工夫するのである」。これが茶道の元祖といわれる千利休の茶に対する態度でありました。さすがに一芸に達するほどの人の見解であります。そして利休は、これを口に唱えるばかりではなく、職分の上に実行してもいました。それで寸分も隙がありません。隙というものは、物事について張り切った研究工夫の気持ちが抜けたとき出て来るものであります。ふだん随分、千利休の隙のないことを試してみて、感心もし、すっかり兜を脱いでいる保護者の秀吉ではありましたが、折しも、この大雪を見ると、もう一度試してみようという考えが起りました。
その朝は、まだかなり早かった。野も人里も深い雪をかむって、息さえ詰まるようでありました。東の空から明け初めて、寝呆けたような鴉の声と五位鷺の声とが宮の森のあたりからかすかに聞えて来ましたが、静寂な天地はたちまちそれを吸い取って、まだ闇の気配の残る、燻しをかけた銀世界にはなおも霏々として雪は降り続くのでした。小径へ入ると、折れた竹や倒れた柴垣で秀吉はしばしば行手を阻まれました。